リリー・コリンズ主演の新ドラマ『エミリー、パリへ行く』(原題:Emliy in Paris)がいよいよ配信スタートしました。ミンディーやガブリエル、職場の同僚などキャストについて調べてみました。
『エミリー、パリへ行く』がパリ版『Sex and the city』と言われているそのわけは?
1998年から2004年に放送され、大ヒットしたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。そのクリエイターであるダーレン・スターが新しく手掛けるドラマがこの『エミリー、パリに行く』です。それでパリ版『Sex and the city』なんて言われているんですね。ダレンはほかにも『ビバリーヒルズ高校生白書』や『メルローズプレイス』などのトレンドや社会問題などをふんだんに盛り込んだヒットドラマを手掛けてきました。「イケてる人」を作り出すのが天才的なんですね。ダーレンは90年代から2000年代前半に活躍していた感じですが、2020年の今、どういう作品になっているのか楽しみです。SATCの二番煎じなんて事にだけはならないよう、期待します!!
翻訳アプリやSNSなど現代の必須アイテムを多用しているところも面白いです。最初は超少なかったSNSのフォロワーがどんどん増えていくところも見どころ!ちょっとワクワクしますね。
『エミリー、パリへ行く』の主演リリー・コリンズが超かわいい!
主演を務めるのは、今をときめく女優リリー・コリンズ。太眉がチャームポイントの彼女は『オードリー・ヘップバーンの再来』などと呼ばれることもあり、美しさの中にも可愛らしさも併せ持つ女優です。SATCの主演、サラ・ジェシカ・パーカーと比べてしまうのはナンセンスかもしれませんが(とは言え避けては通れないですよね)、30代とは思えないフレッシュさとエネルギッシュな雰囲気を持っていると思います。実生活でも恋多き女性として知られているリリーが、この作品の中でどういう恋愛を繰り広げてくれるのかも楽しみです。
ニューヨークが舞台のSATCと違って、石畳の町パリでの生活は古いものと最新ファッションが混ざり合ってとってもロマンチックな雰囲気に出来上がっているのではないかなと思います。(これも想像ですけど)
≫≫≫オードリー・ヘップバーンの再来と言われているリリー・コリンズについてはこちらもどうぞ。
『エミリー、パリへ行く』のキャスト情報★アシュリー・パーク、リュカ・ブラヴォー、カミーユ・ラザなど
主演のリリーのほかにはどんな俳優がキャスティングされているのでしょうか。
★ミンディ・チェン役 アシュリー・パーク(Ashley Park)★
ミンディ・チェン役。役名は中国系っぽいですが本名は韓国系っぽいですね。ドラマの中では「母は韓国系だけど…」と言いつつ英語も中国語もペラペラなミステリアスな役です。職場でのアウェイ感に凹むエミリーのところに舞い降りた天使!でも「フランス人はみんな意地悪」なんて悪態つくところ好きだなぁ。そして劇中では歌も披露!歌、めちゃくちゃうまいですよね。そしてフランス語の発音もきれい!(私には上手に聞こえます)
アシュリー・パークは主にブロードウェイでミュージカル女優として活躍してきた女優です。ということはですよ、本当にミュージカルっぽいシーンがあるのかな?と期待しちゃったりして。リリーより年上に見えますが1991年6月6日生まれの29歳です。なんかとってもエネルギッシュな感じがしますよね。ミュージカル女優としてはトニー賞などたくさんの賞にノミネートされている将来が期待されている女優です。これまでは舞台中心に活躍してきた女優さんの今後の活躍も楽しみです。
≫≫≫ミンディ役のアシュリー・パークについてもっと知りたい方はこちらへ!
★マデリン役 ケイト・ウォルシュ(Kate Walsh)★
バリバリのキャリアウーでエミリーのメンター的存在のマデリン。ケイト・ウォルシュは『グレイズアナトミー』や『プライベートプラクティス』、『13の理由』などでおなじみの女優さんですね。出番は少ないですが、ここぞと言うときに登場する感じですね。確か「アメリカのカトリーヌ・ドヌーヴ」なんて呼ばれていたような… 確かにカトリーヌ・ドヌーヴに似ているかも!大学卒業後にしばらく日本で英語講師をしながら生活していた時期があるんだそうですよ!日本語話せるのかな?
★フィリッピーヌ・ルロワ・ボーリュー(Philippine Leroy-Beaulieu)★
エミリーのフランス人の上司シルヴィー役。たたずまいがいかにもパリのマダムって感じでかっこいいですが、最初のころはめちゃ意地悪で感じ悪いですよね。フィリッピーヌは俳優である父、フィリップ・ルロワ・ボーリューに反対されながら役者への道に進んだんだそうです。日本ではあまり知られていない女優さんですが、フランスではドラマや映画など多くの作品に出演しています。
★ガブリエル役 ルーカス・ブラボー(リュカ・ブラヴォー/Lucas Bravo)★
エミリーのアパートの階下の住人でシェフのガブリエル。エミリーがパリへ来て最初に親切にしてくれた人ですね。ちょっとチャラ男な感じが…と見る前は思っていたのですが、全然チャラ男じゃなかった!惚れる… めちゃくちゃかっこいいですね。声も素敵だしぃ!モデル出身の俳優だそうです。Lucas Bravo という俳優さんですが、日本ではフランス語読みでリュカ・ブラヴォーと紹介されていたり、英語読みでルーカス・ブラボーと紹介されていたりします。
≫≫≫(関連記事)この作品で注目を集めているルーカス・ブラボー(リュカ・ブラヴォー)についてもっと知りたい人はこちらへ
★カミーユ・ラザ(Camille Razat)★
フランスの女優兼モデルのカミーユ。透明感のあるきれいな女優さんですね。劇中ではエミリーに初めてできたフランス人の女友達で、ミンディが「フランス人はみんな意地悪」と言っていたけどカミーユは親切!そして偶然にもガブリエルの彼女だったとは!お嬢様育ちゆえの屈託のなさで、空気を読まずにガブリエルとのデートにエミリーも誘っちゃうあたりが「カミーユ、頑張って!ガブリエルを取られちゃダメ!」なんて応援したくなっちゃいます。
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『エミリー、パリへ行く』の見どころは?ファッションが可愛い!スタイリストは誰?
SATCのようにファッショナブルな作品になっている『エミリー、パリへ行く』ですが、それもそのはず、SATCでスタイリングを担当したパトリシア・フィールドが、この作品でもスタイリングを担当しているんです。雑誌Vogueの伝説的編集長アナ・ウィンターをモデルに作られた「プラダを着た悪魔 」 (2006年)でも衣装を担当しているパトリシアはこの業界では伝説的なスタイリストだそうです。そしてコスチュームデザイナーのマリリン・フィトウッシもこの作品に参加しています。二人のタッグでますますファッションからも目が離せませんね。
エミリーの毎日のファッションがもう可愛くて!一つだけ残念なのはSATCの時もそうだったのですが、主演の体のラインが細すぎることでしょうか。SATCのころはまだ「細い=美しい」という価値観が主流だったのでまぁ良しとして、エミリーはちょっと痩せすぎかな…と思いました。リリー・コリンズのキャラはエミリーに会っていると思いますが。
シルヴィー役のフィリピーヌのファッションもかっこいいですよね。あの年代で自分のスタイルを築き上げてきた人にしか着こなせない感じのスタイルにあこがれます。フィリピーヌは現在57歳。アラ還であんなにセクシー。さすがパリのマダムです。
『エミリー、パリへ行く』原作はあるの?あらすじは?
大きなチャンスを得てフランスのマーケティング会社で働くことになったエミリー。フランスの古いしきたりの中にアメリカの視点を取り入れようという会社の方針でオファーが来て、アメリカとは全く違った文化の中で、様々な洗礼を受けながらあこがれのパリでの生活をスタートさせます。「異国の地での新しい生活」なんだかワクワクしますが、きっと楽しいことだけじゃないですよね。たくさんの苦労やカルチャーショックもあると思います。
原作本があるのかな?と思って探してみましたが、残念ながらありませんでした。小説の映画化というわけではなさそうですねー。
『エミリー、パリへ行く』シーズン1の感想は?シーズン2はいつから?
当初は今夏に配信がスタートする予定だった『エミリー、パリへいく』シーズン1でしたが、コロナの影響もあって配信が延期されていました。そのドラマがいよいよ10月2日からNetflixで配信スタートしました!
一言で言って超面白い!最初はちょっとエミリーのテンションがうるさく感じましたが、フランスの人たちのクールな対応に段々落ち着いてきます。言葉や文化の違いもすごく面白くて、西洋でもアメリカとフランスじゃこんなに違うのね!と驚いたり、これは誇張しすぎじゃない?なんてシーンもあったり。フランスに対して皮肉っぽく作っているようにも見えますよね。
見どころとしてはエミリーのファッションとパリの街の美しさを見ているだけでも十分に満足できますが、私が見ていて気持ちがいいなと思ったのはエミリーの切り返しのうまさ!すごい機転が利きますよね。最初は完全アウェイの職場でも切り返しのうまさで見事に自分のペースに引きずり込み、超大物デザイナーとの対面でも大失敗を成功に変えてお友達みたいになれちゃう愛嬌の良さも魅力です。
シーズン2の制作についてはまだ決まっていないようですが、最終回の終わり方からしてこれは絶対にシーズン2があるでしょ!と思いました。(そしてその場合はガブリエルも続投間違いなし!)
いかがでしたか?
また情報が入り次第、更新していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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