アンという名の少女(NHK海外ドラマ) キャストは?見どころは?

海外ドラマ

これまで何度も映画化、ドラマ化、アニメ化、そして舞台化されてきた普及の名作「赤毛のアン」。カナダの作家L・M・モンゴメリ原作のこの作品はカナダの東にあるプリンス・エドワード島という自然豊かな島が舞台になっています。この作品が現代的にアレンジされて再びドラマ化されました。NHKでの放映も始まります。どんな作品になっているのかキャストと見どころを紹介します。

名作「赤毛のアン」のドラマ化『アンという名の少女』がNHKで放送開始!見どころは?

主人公の”ANNE”ことやせっぽちのアン・シャーリーは孤児院育ちの女の子。これまでに引き取られた家では召使のような扱いを受け、孤独でつらい日々を送ってきました。不遇な生い立ちにも拘わらず、アンは明るく前向きで想像力豊かな少女に育ちます。ある日「男の子の養子を探している」と孤児院に依頼してきたのはマシューとマリラの年配の兄妹。「男の子の養子」を駅まで迎えに行ったマシューが見つけたのはアン。孤児院のミスで女の子が来てしまったのです。舞台は19世紀後半のカナダですから、今のような養子縁組のシステムなどはなく、口約束程度で手配をしていたんでしょうね。マシューはアンを気に入りますが、厳格なマリラは反対します。それを知ったアンは号泣…と、スタートは原作に忠実な物語になっています。想像力や感情表現が豊かでおしゃべりが止まらないアン。自分がようやく素敵な家に引き取られると思っていたのに、間違いだったことが発覚してしまうんですよね。

この作品の見どころは現代的にアレンジされているというところ。物語が進むにつれ、アレンジが加わっていきます。原作にないエピソードをちりばめ、原作ではスポットを浴びていなかった脇役を輝かせ、現代の人にも共感できる作品になっています。また、ジェンダー、人種、格差、アイデンティティやいじめ問題など現代にも共通する問題が取り上げられています。主役のアンも美人女優が演じるのではなく、原作のイメージに近い女優が演じています。こういった作風は最近の映画やドラマによく取り入れられていますね。こういう作品をきっかけに世界の流れが少しでも変わってくればいいと思います。女性はもちろん、誰もが考えさせられる作品になっています。

もう一つの見どころは景色です!今年は旅行などになかなか行きづらいですが、カナダの自然豊かな景色やアンが大好きなたくさんの花々を見ていたら本当に癒されますね。撮影は主にトロントとプリンスエドワード島で行われたそうです。

この作品は現在Netflixでも見ることができますが、いよいよ地上波でも放送が開始します。本日9月6日から放送予定でしたが、台風の緊急特番が放送されることになり、放送日が9月13日に延期されることになりました。台風の被害が少ないことを祈ります!
NHKでの放送は9月13日(日)夜11時からスタート。第1シーズンは全8回の放送となります。


NHK海外ドラマ『アンという名の少女』のキャスト情報① アン役は誰?ギルバート役は?

主人公のアン・シャーリーを演じるのはエイミーベス・マクナルティ(Amybeth McNulty)。2001年11月7日生まれの18歳、アイルランド系のカナダ人です。

https://www.cbc.ca/anne/m_site/

”とても痩せていて、青白く、そばかすだらけの顔をしている。自分の赤毛に劣等感を抱いている。”という原作のアンのイメージにピッタリなエイミーベスは1800人のオーディションの中からアン役に選ばれました。この作品の演技が評価され、2019年のCanadian Screen Awardで主演女優賞に輝いています。エイミーベスは過去にドラマ『ゲームオブスローンズ』のオーディションも受けたことがあるそうですが、毛皮を着るのが嫌で出演をやめたとか。

1話の最初の方は「ちょっとしゃべりすぎ」なんて感じましたが(アンってそういうキャラクターなのでね)、見ているうちにどんどん引き込まれて行ってしまうんですよね。

そして3話から登場、気まずい出会いをしながらも友情を深め、その後アンの恋人になるギルバートって思慮深く、頭がよく、思いやりがあり、意志の強い人ですよね。こんな素敵な人がいるのかと思います。原作のギルバートって最初からこんなに好青年でしたっけ?ギルバートを演じるのはルーカス・ジェイド・ズマン(Lucas Jade Zumann)。本当、イケメン!ルーカスはシカゴ出身のアメリカ人俳優です。2000年12月12日生まれの19歳。身長173㎝。2016年には『シカゴ・ファイア』のシーズン4にも2エピソード出演しています。

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ルーカスは幼いころから芸術に触れるのが好きで、演じる側だけでなく製作の方にも興味を持っているそうです。

≫≫≫ルーカス・ジェイド・ズマンについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ!


NHK海外ドラマ『アンという名の少女』のキャスト情報②

「赤毛のアン」で忘れてはならないのが養父母となるマリラ・カスバートとその兄マシュー・カスバートですね。そしてアンの親友となるダイアナ。この3人のキャストについても紹介します。

カスバート兄妹の厳格な妹をマリラを演じるのはジェラルディン・ジェームズ(Geraldine James)。イングランド出身の女優です。

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2009年にロバート・ダウニー・Jrが主演した映画『シャーロックホームズ』でホームズの借家人・ハドスン夫人を演じていました。『ダウントン・アビー』などの有名ドラマにも出演しているベテラン女優です。もう70歳を超えている方なんですが、目力がすごいですよね。背も高くて威厳があって、昔見たアニメ版のマリラより好きです。

 

優しい養父マシューを演じるのはR・H・トムソン(R.H. Thomson)でカナダ出身の俳優です。カナダの映画やテレビドラマで活躍し、舞台芸術では賞も取っている実力派俳優です。

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物語の中では急死してしまいますね。アンを優しく見守る一番の理解者です。普段は控えめで物腰柔らかなマシューが一度手放したアンを物凄い勢いで追いかけるシーンが好きです。あぁ、この人って実はこんなに情熱的な人なんだなと思いました。

 

そして友達のいなかったアンの大親友となるのがダイアナ。

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ダイアナ役のダリラ・ベラ(Dalila Bela)はカナダ・モントリオール出身の女優です。2001年10月5日生まれの18歳。児童文学が原作の映画『グレッグのダメ日記』などに出演しています。最初のうちは周りの意地悪な子たちに流されそうになりますが、アンと一緒にいることによって、段々心の強さを身につけていきますね。友情の化学反応みたいだなと思いました。


NHK海外ドラマ『アンという名の少女』はシーズン3まで?全何話?

現在放送されている『アンという名の少女』はシーズン3までの作品となります。シーズン1はNetflixでは全7話になっていますが、HNKの放送では全8話に編集されているそうです。きっと放送時間の都合ですね。Netflixではシーズン2が全10話までと長くなり、シーズン3も全10話までとなります。NHKで放送されるとしたら、シーズン2と3も話数が多くなりそうですね。

そしてシーズン4を心待ちにしているファンが署名活動などもしているほど人気の作品なんです。早く日本でも見られるようになるといいですね。大人になったアンを早くみたいです!

最後にHNKのシーズン1の予告編です。

[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=m9o940AiMso” thumbnail=”http://img.youtube.com/vi/m9o940AiMso/default.jpg” title=”アンという名の少女 | みどころ紹介 | 9/6(日)放送スタート!| NHK” description=”放送予定や詳しい情報は番組公式ホームページへ 海外ドラマ「アンという名の少女」” upload_date=”2020/08/04″ parameters=”https://youtu.be/m9o940AiMso” /]

いかがでしたか?

放送日が1週間延期になってしまいましたが、日曜日の最後の時間をのんびりしながら見るのが楽しみな作品です。

そして、これを機に子供のころに読んだっきりの小説でももう一度読み直してみたいななんて思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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