子役出身ヨ・ジングの出演作品を振り返りながら演技力をチェック

俳優

子役出身で演技力に定評のある俳優ヨ・ジング。これまでにどんな作品に出演して、演技力を評価されてきたのでしょうか。

子役出身ヨ・ジングのプロフィール

ヨ・ジングのプロフィール

生年月日:1997年8月13日
出生地:ソウル特別市
身長:177 cm
血液型:O型
学歴:中央大学校演劇映画学科在学中

2005年、8歳の時に映画『サッド・ムービー』でデビューしたヨ・ジング。子役時代から演技力の高さに注目されていて、天才子役として数々の作品に出演してきました。

子役時代、転換期となった時期、そして最近のヨ・ジングの出演作に触れながら、なぜこれだけ彼が注目されているのかについて考えてみたいと思います。



ヨ・ジングの出演作品を振り返りながら演技力をチェック!

①子役時代

『サッド・ムービー』(2005)

https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=41118#305318

ヨム・ジョンア演じるシングルマザー、ジュヨンの息子フィチャン役でデビュー。ただただ可愛いヨ・ジングが見られます。このころは小柄な感じですよね。

『太陽を抱く月』(2012)

http://program.imbc.com/Cast/sunNmoon

大ヒットしたこのドラマ。日本でも人気のあるドラマですよね。キム・スヒョン演じる朝鮮王朝の王イ・フォンの子供時代を演じたヨ・ジング。ヨ・ジングを始め子役俳優たちの演技と新鮮さが大当たりし、このドラマが高視聴率ドラマに成長したとも言われています。ドラマ前半で視聴者との距離を縮めてドラマを温めた立役者なんですね。この作品でMBC演技大賞で男性子役賞を受賞しました。



②子役からの転換期

『ファイ 悪魔に育てられた少年』(2013)

https://www.allcinema.net/cinema/348147

凶悪な強盗集団の男たちに育てられた少年のお話で、凄惨なシーンがたくさん出てくるこの作品。撮影当時15歳だったヨ・ジングが残虐シーンの多いバイオレンス作品に出演したことでも話題になりました。批判的な意見も多くあった中での出演でしたが、育ての父に復讐するという難しい役どころを絶妙に演じ切り、韓国映画評論家協会賞新人男優賞や青龍映画賞新人男優賞などの賞を獲得することになりました。主演子役として参加した作品ですが、この作品への出演が彼のキャリアの転換期なったともいえると思います。

『オレンジ・マーマレード』(2015)

https://namu.wiki/w/%EC%98%A4%EB%A0%8C%EC%A7%80%20%EB%A7%88%EB%A7%90%EB%A0%88%EC%9D%B4%EB%93%9C(%EB%93%9C%EB%9D%BC%EB%A7%88)

ヴァンパイアが出てきちゃうファンタジードラマ。ヴァンパイア出てきて、朝鮮王朝時代も出てきて、舞台は高校でタイトルはオレンジ・マーマレードって、もう見る前から頭の中とっ散らかっちゃうドラマですが、WEB漫画原作ということで納得。韓国ドラマって本当に朝鮮王朝時代と現代をミックスする設定が好きですよねー。面白いけど。視聴率はイマイチなドラマだったようですが『ファイ』の後なので、こういう学園ファンタジーの可愛いヨ・ジングで一回癒されてみるのもいいですね。

『テバク〜運命の瞬間〜』(2016)

https://programs.sbs.co.kr/drama/royalgambler/visualboard/59280?cmd=view&board_no=20

またまた時代劇ですが、時代劇の衣装が似合うんですよね。同じく子役出身の先輩俳優、チャン・グンソク主演のドラマです。このころになるともう“子役”ってイメージはないですね。

監督はヨ・ジングについて

「ヨ・ジングはまるで動物的に演技する天才的な才能を持っている。今作を通じて彼のダークな裏面が見られるはず」

と語っています。複雑な人間の心理を動物的にかつ巧みに表現することのできる俳優だということですね。

このドラマでヨ・ジングはSBS演技大賞 長編ドラマ部門 優秀演技賞を受賞しています。


③最近の出演作で話題になった作品

『王になった男』(2019)

http://program.tving.com/tvn/thecrownedclown/5/Board/View?b_seq=7&page=1&p_size=10

イ・ビョンホン主演で映画化もされているこの作品。こちらはドラマ版ですが、同じ役を演じたということでどうしてもイ・ビョンホンと比較されてしまう作品でした。でも結果的にはイ・ビョンホンにも引けを取らない演技だったと絶賛された作品となりました。全く性格の違う2人の役を演じ、特に息詰まる緊張感の中で狂気じみた笑いを爆発させる狂気の王イ・ホンの演技がすごいです。

『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』(2019)

幽霊だけが泊まれるホテルで働くというなかなかすごい設定のドラマで、ちょっとトッケビ感もありますね。この作品でヨ・ジングはハーバード大学出身のエリートホテリアーで完璧主義者のク・チャンソンを演じています。潔癖で執着心の強いク・チャンソンの隠された本来の姿をうまく演じ、共演のIUとの相性もピッタリでした。

2019年は『王になった男』と『ホテルデルーナ』の2作品の大ヒットがあり、ヨ・ジングにとっては飛躍の年になったと言えるでしょう。

この作品の他にも最近『スタートアップ~夢の扉~』(2020)にもゲスト出演していることで話題になりましたよね。本人の姿が見られたのは最終回でしたが、初回からずーっと声で出演していたとは全然気が付きませんでした。

また、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』のワン・ヨ王はヨ・ジングなのか?と話題になったこともありますが、こちらはヨ・ジングではなく、キム・ミンジェという俳優さんが演じていました。確かに似てる!

 

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キム・ミンジェは1月4日からKntvで放送されるドラマ『ブラームスが好きですか(原題)』に主演しています。クラシック好きなので見てみたいです!



2021年ヨ・ジングの最新出演作はシン・ハギュンとW主演のドラマ『怪物』

最後に、まだまだ成長を続けているヨ・ジングの最新作の情報についてお伝えします。

ヨジングは2021年上半期の目玉作品としてドラマ『怪物』に出演することが発表されています。

「怪物」は、連続殺人犯を捕まえるために法と原則を破ってしまった二人の男の物語だ。「怪物は誰なのか! 君なのか。僕なのか。僕たちなのか」という質問を絶え間なく投げ続け、事件の裏に隠された人間の多面性を緻密に追いかけていく。

ヨ・ジングはシン・ハギュン演じる変わり者刑事イ・ドンシクの上司でありパートナーになるエリート刑事ハン・ジュウォン役で出演するそうです。

おそらく今撮影が進められているところではないかと思いますが、日本も韓国もコロナ感染者がとても増えてしまっていますから、ヨ・ジングも体に気をつけて撮影を進めてもらいたいですね。ドラマの撮影だとマスクつけるわけにはいかないでしょうし、心配ですね。


ヨ・ジングの性格は?なぜこれだけ注目されているのか。

子どものころから芸能界に身を置くというのは国を問わず大変なことだろうと思います。大人に囲まれ、色々な制約の中で大人の顔色を窺って仕事をしてきた子役出身の芸能人の中には精神を病んでしまう人や、この仕事が続けられなくなってしまう人も数多くいます。

そんな中、ヨ・ジングがなぜ俳優として成長を続けこれだけ注目される俳優になったのでしょうか。それはヨ・ジングのご両親の教育方針彼自身の性格にあるのかもしれません。

ヨ・ジングのご両親は子供にやりたいことをさせてくれ、それを全面的にサポートしてくれたそうです。また、現場で働くスタッフや共演者などの大人たちが彼をかわいがり、様々な経験をさせてくれたことも、彼が成長を続けられている要因でしょう。周りの大人が「ああしろ、こうしろ、これはやるな」と指図するのではなく、チャレンジしてみたいことについて背中を押してくれたり、時には愛のある厳しい指導をしてくれたこと。そしてそれを素直に受け止めることができるヨ・ジングの性格が今の彼を作り上げてきたのではないかと思います。

素直でまじめ、そして自分が一度やると決めたことをやり抜く力がある俳優だということが分かりますね。こういう性格の人は芸能界でなくても成功するんじゃないかなと思います。見習いたいところですね。

プライベートのヨ・ジングはちょっと人見知りだけど、慣れるととても明るい性格だそうです。

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いかがでしたか?

新ドラマの日本での放送が楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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