実話を基にした『トウキョウ・バイス: アメリカ人記者の警察回り体験記』が『Tokyo Vice』(原題)としてドラマ化されることが決まり、今ハリウッドで注目の若手俳優アンセル・エルゴートが主演することになりました。共演には渡辺謙や菊地凛子、そして鈴木亮平や山下智久の名前が挙がっています。どんなドラマなのでしょうか。日本ではいつみられるのでしょうか。
『東京バイス』(トウキョウバイス)は日本が舞台。原作あらすじは?見どころは?
原作は元読売新聞記者のアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタインが書いた『トウキョウ・バイス: アメリカ人記者の警察回り体験記』(原題:Tokyo Vice)。全国初の外国人記者であり、記者歴20年以上のアメリカ人記者から見た日本の裏社会を赤裸々につづっています。
全国新聞初の外国人記者として東京の裏社会を駆け巡った著者。日本人顔負けの諺を放ち、日本社会に迎合しながらもアウトサイダーの立場を逆手に取る。大胆不敵で無鉄砲、茶目っ気たっぷりに色目も惜しまず独自の捜査スタイルを確立していった様を描く。世間を震撼させた愛犬家連続殺人事件の真相から歌舞伎町に潜む人身売買の闇まで、スクープを追い続けた12年。その果てに彼が手にしたのは、日本最大の暴力団組織と米国FBIが絡みあったスキャンダルだった・・・・・・。
「記事を消すか、お前が消されるか」山口組分裂のきっかけともなった衝撃の事実を掴んだ記者は、人生最大の決断を迫られる。
私はこの記者の方を今まで知らなかったんですが、結構有名な人みたいですね。暴力団とFBIのつながりを記事にしようとして暴力団から脅迫を受け、命の危機を感じて読売新聞を退職したとかいうなんかすごい人です。こんなアメリカのドラマみたいなことが本当にあるんですね。今でも日本に住んでジャーナリストとしての活動をしているそうですよ。
『東京バイス』(トウキョウバイス)のキャスト情報★主演は今ハリウッドで注目のアンセル・エルゴート
去年、アンセルエルゴートが日本を舞台にしたドラマに出演することが決定!と報じられましたが、それがこの作品『Toyko Vice』(原題)です。
アメリカ人の元読売新聞記者が書いた体験記を基にしたこの作品。監督は『マイアミ・バイス』や『マイ・インターン』などでおなじみのマイケル・マン。
今年3月5日から撮影が始まっていたもののコロナ禍により延期となっていましたが、今月から撮影が再開されるそうです!でも最近感染者数が急激に伸びているのに大丈夫なんでしょうか。ちょっと心配…
アンセルは主演の読売新聞記者ジェイク役。長身(なんと193㎝!)のアンセルが東京の街を闊歩したら目立って仕方がないですね。それも東京の危険な夜の街を取材する記者。ヤクザとかに絡まれるんでしょうねー。新宿とか、渋谷とか、六本木とかに出没するんでしょうか。その辺ウロウロしていたら会えるかな。背が高くて目立つから、近くにいたらすぐに見つけられそうです。
親日家として知られるアンセルが日本を舞台にした作品の主演に選ばれただたなんて嬉しいですね。
≫≫≫(関連記事)アンセル・エルゴートのプライベートや出演作についてもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ♪
日本で12年も読売新聞記者として活動していた人がモデルですから、もちろん日本語のセリフもたくさん出てくるんでしょうね。カッコよく話してもらいたいなー。アンセルがジェイクをどんなふうに演じるのか楽しみですね。
マイケル・マンが監督するということもあり“『マイアミ・バイス』を彷彿させる作品”になるとも言われていますが、アンセル・エルゴートがコリン・ファレルみたいにワイルドな感じで出てくるんでしょうかね。
ワイルド系アンセル、見てみたいですね。
そしてこの作品、、当初の総製作費は日本円にして約88億円だったそうです。コロナで撮影が延期になったりしているので、制作費にも影響が出ているかもしれませんが、それにしても88億円だなんてさすが海外ドラマ!日本のドラマとはスケールが違いますよね。
『東京バイス』(トウキョウバイス)の日本人&外国人キャスト情報
日本人キャストとして名前が挙がっている人を紹介します。※公式発表では渡辺謙と菊地凛子のみです。
片桐刑事 (演:渡辺謙)
渡辺謙は警視庁組織犯罪対策課の刑事カタギリ・ヒロト役でジェイクのメンター的な役割だそうです。刑事役、合いますよねー。
渡辺謙はエグゼクティブプロデューサーも務めているんだそうですよ。少し前に日本の俳優がたくさん出演しているNetflixの刑事もの英ドラマ『giri/haji 』を見たんですが、あんなに演技が上手で素敵な俳優を勢ぞろいさせているのにつまらなかった…。日本語のセリフやしぐさが自然じゃなくて、全然話に入り込めませんでした。演じている日本人俳優もそこは気になったようなのですが、やはり制作が海外ということもあって折り合いをつけるのが大変だったそうです。この作品がそうはならないように祈ります。
ジェイクの上司 (演:菊地凛子)
菊地凛子の役柄はジェイクの上司役ということです。新聞社のキャリアウーマン役ですね。菊地凛子、ここ最近露出が少なかったので、このキャスティングは嬉しいです。
サマンサ (演:レイチェル・ケラー)
歌舞伎町のホステス、サマンサ役を演じるのはレイチェル・ケラー(Rachel Keller)。Netflixドラマ『The Society(ザ・ソサエティ)』などに出演している女優さんです。原作を読んでいないのでサマンサが物語にどう絡んでくるのかわかりませんが、おそらくドラマ上重要な役割であると思います。
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暴力団幹部 (演:鈴木亮平)
そして、渡辺謙の後押しで鈴木亮平もこのドラマで海外ドラマデビューすることになったという情報が!鈴木亮平と言えば、以前から英語がペラペラだということは知られていますよね。(私は英語を話しているのを聞いたことはありませんが) なんと、鈴木亮平は東京外語大外国語学部出身で英検1級の持ち主なんだそうです!そりゃ、ペラペラだ!
主人公と対立する暴力団幹部役だそう。この方、真面目な役もアウトローな役もなんでもこなせる俳優さんですよね。ただこの情報、正式には発表されていません。
ホスト (演:山下智久)
さらに!先日ジャニーズ事務所を退所して現在海外の作品制作に参加しているという山Pこと山下智久もキャスティングされたという情報もあります。
歌舞伎町のホスト役らしいんですが、すごい似合う… 山Pも英語力を磨いてどんどん海外ドラマに挑戦していっていますよね。頑張ってるなー。ちなみにこちらのキャスティングも正式には発表されていません。歌舞伎町のホスト役ということは英語のセリフはないかもしれませんが、もしこのキャスティング情報が正しければ海外スタッフと製作するドラマということで山Pにとってはとても良い経験になるのではないでしょうか。
『東京バイス』(トウキョウバイス)のロケ地は六本木。11月からの撮影再開に先立ち、監督が小池都知事を表敬訪問。
3月からの撮影が延期になっていましたが、11月下旬から六本木を中心に撮影が再開したそうです!渋谷や新宿でも撮影するそうですよ。原作に沿って、90年代の東京という設定だそうです。アメリカ側のクルーからは日本のコロナ対策に不安を覚えているスタッフもいるという話も出てきていますが、大丈夫なのでしょうか。最近東京でのコロナ感染者数が急激に伸びているのでちょっと心配ですよね。無事に撮影が終わりますように…
撮影再開に先立ち、監督をはじめとするスタッフが11月12日に小池都知事を表敬訪問したことが報じられていましたね。
「ハリウッドの作品の中には、日本が舞台だと言いながら別の場所で撮っているものもあるが、この作品はどうしても東京で撮りたかった。東京は世界で最もエキサイティングな街だ」と語った。レッシャーも「この作品は東京へのラブレター。世界中の人々に東京を紹介することができて光栄」 https://dramanavi.net/drama/news/2020/11/-tokyo-vice.php
マン監督のこのコメントに小池都知事もご満悦な感じでした。
12月に入ってコロナ感染者が激増しているので、撮影が無事に進んでいるのか心配ですね。あれ?山Pってカナダでお仕事中じゃなかったっけ?
『東京バイス』(トウキョウバイス)の放送はいつ?日本での放送はいつ?
HBOの作品として製作されているこのドラマ、日本ではいつ放送されるのでしょうか。
残念ながらHBO系列でもいつから放送されるのか未定のようなので、日本での放送日もまだわかりません。
当初は3月から撮影を開始して5月から10話構成で放送予定だったようですが、今回8話構成に変更。早ければ2月くらいには作品として出来上がるんじゃないかなーなんて期待しています。
HBO作品ということはAmazonPrimeかHuluで配信される可能性が高いんでしょうかね。日本が舞台ですし、日本を代表する俳優が出演しているわけですから、そこは小池都知事も圧力をかけて早く見られるようにしてもらいたいものですw
追記:日本ではWOWWOWで放送されることが決まったようです!
放送予定日はまだ発表されていませんが、決定事項が増えると楽しみも増えますね。
いかがでしたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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