韓国からの移民を題材にした映画「ミナリ」のあらすじとキャストを紹介!

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来月25日に開催される、第93回アカデミー賞。

この世界的な権威を持つ映画祭で、注目を浴びている作品があります。

それは、「ミナリ」。

聞き慣れないタイトルのこの映画は、いったいどのような映画なんでしょうか。

早速、調べちゃいました。

映画「ミナリ」の、「ミナリ」という言葉の意味と、映画の内容との関係は?

ところで、そもそも映画のタイトルでもある「ミナリ」とは、いったい何でしょうか。

ミナリは、日本語の「芹」にあたる韓国語です。日本でも食用として食べられていますが、韓国では、割と一般的な野菜として食べられているものです。

そしてこのミナリ(芹)には、一つ重要な特性があります。それは、どのような環境でも逞しく育つということ。

そしてこの逞しさは、この映画が描こうとする、アメリカ移民1世代の韓国人家庭のそれに似ています。

つまり、どこでも逞しく育つミナリのように、逆境にもめげず逞しく自らの人生を開拓しようとする、アメリカ移民1世代の韓国人家族の姿を描いたのが、この映画「ミナリ」になるわけです。実際、主演ジェイコブ・イー役を演じた韓国系アメリカ人の男優スティーヴン・ユァンも、「この話は、(移民1世代の)自分の父の話そのものだ」と発言しています。



映画「ミナリ」のあらすじ

1980年代、カリフォルニアからアーカンソー州の農場に引っ越してきた、ジェイコブ・イーとモニカ夫婦。

彼らは、韓国からアメリカに移住してきた人たちです。

ジェイコブ・イーは、子供たちに農場を紹介し、「これからここを耕していくぞ」と話すものの、妻のモニカは、慣れない地での生活に不安を感じるようになりますが…彼らにはいったい、どのような生活が待っているのでしょうか。



映画「ミナリ」のキャスト:注目の俳優は?

内容が内容なだけに、本作の俳優は、韓国系アメリカ人と韓国人の俳優がメインとして出演しています。

まず、主演のジェイコブ・イー役は、上記の通り韓国系アメリカ人の男優スティーヴン・ユァンが演じました。「ウォーキングデッド」でブレイクして以来、出演する作品で安定した演技を披露してきた彼は、本映画でも、その存在感を存分に放ちます。

次に、もう一人の主演・モニカ役は、韓国人女優のハン・イェリが演じました。モニカという人物の複雑な気持ちを立派に演じてくれたことで、大変良い評価を受けました。

そして、注目すべきなのが、モニカの母・スンジャ役を演じた女優ユン・ヨジョン。韓流映画・ドラマのファンなら、どこかで一度は顔を見たかもしれない彼女。実は、韓国ではベテラン女優として有名な方で、このスンジャでもその名声に似合う演技を披露してくれました。そしてその活躍により、アカデミー賞の女優助演賞候補として、注目を集めています。

子役の活躍も欠かせません。主人公の息子・デイヴィッド役を演じたアラン・キムと、娘役を演じたノエル・ケイト・チョも、それぞれ、監督が要求すること以上のことを表現したと褒められるほどの演技を披露しました。

 



映画「ミナリ」の評価と感想は?アメリカ人にとって「外国語の映画」なの?

アカデミー賞の注目を受けているという事実を除いても、本映画に対する評価は、非常に高いものです。

実際、韓国の映画評論家たちも、「ミナリという言葉が、まるで切迫した人の祈祷のように聞こえる」、「家族という名の救い」などと評し、非常に高い評点を与えています。

一方、この映画をめぐって、アメリカでは一つ、論争が起こりました。それは、「ミナリ」が、第78回ゴールデングローブ賞で「外国語映画賞」を受賞したことによります。

本映画は、韓国語がメインな言語ではあるものの、韓国系アメリカ人が作り、投資と配給もアメリカの会社がしたという「アメリカの映画」としての性格が強く持ちます。そのため、この映画が「外国語の映画」として取り扱われることに、多くの人が抵抗感を持っていたそうです。

もちろん、

「いくらアメリカの映画とは言え、言葉は韓国語だから、「外国語の映画」で問題ないのでは?」

という意見もありましたが、

「韓国語でない、他の西洋の言葉がメインだった、「バベル」とか「イングロリアス・バスターズ」の場合には、「外国語映画賞」でなく「作品賞」として分類している。基準が不明確。」

という反論の方が、より説得力を得たそうです。



映画「ミナリ」は、アカデミー賞受賞となるか?

現在「ミナリ」の俳優・スタッフ・作品は、アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、男優主演賞、女優助演賞に各々ノミネートされているそうです。

果たして「ミナリ」の俳優・スタッフ・作品は、受賞に至るのでしょうか。今後も注目してまいりたいと思います。

 



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