デンマークでは”北欧の至宝”とも言われている俳優マッツ・ミケルセン。イケおじマッツがなぜ故郷でそう呼ばれるまでになったのか、プライベートや出演作から紐解いていきましょう。
マッツ・ミケルセンの身長、私服、国籍などプライベートを調査!
マッツ・ミケルセン(本名:マッツ・ディットマン・ミケルセン)は 1965年11月22日、デンマーク・コペンハーゲンで生まれました。現在はアメリカの映画などに数多く出演していますが、デンマーク人なんですね。父は銀行員、母が看護師、兄は同じく俳優をしているラース・ミケルセンです。
そんなマッツ・ミケルセンは30歳という年齢になってから演技の世界に飛び込もうと決め、オーフスの国立演劇学校へ入学します。30歳になってから新しいジャンルに挑戦するなんて、とてもエネルギッシュな人なんですね。
デンマークでダンサーをしていた2000年、13年間の交際の末に振り付け師のハンネ・ヤコブセンと結婚しました。二人の間には交際中に生まれた娘ヴィオラと息子カールがいます。交際期間を含めると30年以上連れ添っていますが、マッツはいまだに奥さんのことが大好きで、家族をとても大切にしているようです。
「僕にとっては妻と二人の子供たちも至宝だよ」
料理してる姿も素敵!スラっとしているマッツ、何cmかなと調べてみたら、身長は183㎝でした。いいわぁ。
マッツ・ミケルセンのインスタを覗いてみると、アップの自分の顔オンパレードです。もしかしてナルシシストなんですか?いや、それでいいんです。そのほうがファンは嬉しいですね。
インスタでは「イケてるマッツ」がたくさん見られますが、プライベートではあちこちジャージ姿で出かけてしまう飾らない一面もたびたび見せています。もともと「体育会系」なので動きやすい服装が好きなんだそうです。まぁ、ジャージ姿でも結局かっこいいんですよねー。飾らないマッツ・ミケルセンはファンにも優しいことで有名なんですよ。
マッツ・ミケルセンと言えば『ハンニバル』のレクター。美しい、そして色気がすごい。
映画でたくさんの賞を取り、世界で認められてきたマッツ・ミケルセンですが、2013年にはテレビドラマシリーズでも世界中から注目を集めます。
あの名作『羊たちの沈黙』の若かりし日のレクター博士を描いたドラマ『ハンニバル』です。レクター博士の若かりし頃をモデルに作られた作品ですが、時代設定が2013年なので、現代版レクター博士という感じでしょうか。恐ろしく頭がよく、優雅で、高貴な殺人鬼。しかも殺した相手をそれはもう美しく調理して食べてしまうという異常っぷり。そんなレクター博士を非常に魅力的に演じていました。『ハンニバル』でファンになった人も多いと思います。レクター博士の無駄のない洗練されたあの動き、身のこなしができる俳優はそう多くはないかもしれません。
グロい描写が多いので、苦手な方は見ないほうがいいですね。
マッツ・ミケルセンは007の悪役など、映画でも高い演技力&英語力で大活躍
30歳から映画やドラマの世界で本格的に活動し始めたマッツはしばらくの間、祖国デンマークで活躍していました。デンマーク語のほかにドイツ語やスウェーデン語、そして英語が堪能なマッツは、その後イギリスやアメリカなどに活動の場を広げていき、2006年の映画『007 カジノ・ロワイヤル』の悪役ル・シッフル役で世界に注目されます。そして2012年に『偽りなき者』でカンヌ国際映画祭主演男優賞を獲得。少女の嘘によって人生が狂わされてしまう教師の役を見事に演じました。世界からその高い演技力が認められました。ル・シッフルやハンニバルで悪役のイメージの強いマッツですが、『偽りなき者』を始め、過去の出演作を見ると意外に人のいいお人好しキャラや3枚目の役も多いんですよね。
遅咲きではありましたが、あっという間に実力を認められ「北欧の至宝」とまで呼ばれるようになったマッツは2011年には故郷デンマークの女王からナイトの称号を与えられ、2016年にはフランスより芸術文化勲章を授与されています。
でも私、演技力とは全く関係なしに、どうしてもダメなマッツ・ミケルセンがいます。
映画『ドクターストレンジ』(2016年)の悪役カエシリウス。このアイメイクがどうしても受け付けないです。…とか言いながら画像を載せちゃっていますけど。気持ち悪すぎる!見るだけで鳥肌が立ちます。
そんな数多くの作品の中でマッツ・ミケルセン自身が「今までで一番過酷な撮影だった」と言っている作品があります。それが『残された者-北の極地』(2018年)です。タイトル通り、北の極地(北極)に不時着し、取り残された男が生き延び、命を懸けてその力脱出を試みるお話です。北極に取り残されるなんて無理無理無理!-30℃ってだけでももう心が折れますよね。でも人間ってもしかしたら、そういう状況に置かれたらとんでもない力を発揮しちゃったりするのかもしれないですね。いや、やっぱり無理!
マッツ・ミケルセンはダンス姿もかっこいい!元ダンサーって本当?筋肉がたまらない!
幼少期から体操をしていたマッツは18歳の頃から20代はプロのダンサーとして活躍していました。ダンスの勉強のため、スウェーデンのヨーテボリに留学していたこともあるそうです。30歳になってから演技の世界に飛び込んだマッツですが、30歳が遅すぎるとは考えていなかったようです。ダンサーとしての経験が演技に非常に役立つと考えていたからです。ダンサーとしての経験で「体で表現すること」が十分に見についたんですね。なるほど、そう考えるとマッツのあの優雅な身のこなしはダンスによって身についたもの言えるでしょう。セリフの少ない役でも、見ている人を惹きつけてやまない彼の演技力はダンスから来ているのかもしれませんね。
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時代を感じさせる映像ですが、50秒くらいのところから出てくる男性3名の中の一番左端がマッツ・ミケルセンです。
映画『しあわせな孤独』(2002)『シャネル&ストラヴィンスキー』(2009)『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)などでは体操やダンスで培った肉体も披露しています。適度についた筋肉がたまりません。
いかがでしたか?
今年55歳になるマッツ・ミケルセンですが、歳をとるごとに魅力が増していますよね。見た目と違って人なつっこい性格もギャップ萌えしてしまうおじさまです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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