綺麗さと可愛さを併せ持つ容姿、完璧なスタイル、優れた演技力まで。
日本の韓流ファンの皆さんにもお馴染みの女優コ・アラ。
そんなコ・アラの出演作中、日本のファンには嬉しい日本のドラマを含め、5作を厳選しました!
コ・アラの厳選ドラマ1:「応答せよ1994」
コ・アラの代表作です。2003年「成長ドラマ#(パンオリム) 」のイ・オクリム役で子役としてはブレイクしたものの、その後ヒット作が出せず苦戦していたコ・アラ。そんな彼女が、デビュー10年ぶりに、女優として高視聴率を記録したドラマです。コ・アラ自身も、
「変わるために、努力し続けました。役に見合う外見になるために、髪もばっさり切り、体重も7kg増やしました」
とコメントするほど、本作に対する並みならぬこだわりが感じられます。
コアラが本作で演じたのは、勉強ができるしっかり者である一方、純粋な一面も併せ持つソン・ナジョン役。
バスケットボールの大ファン(1994年あたりは、大学を中心として、韓国バスケットボールの差異全盛期と言われる時代ですが)、服装、言い方など、あの時代の雰囲気を良く研究し、それをスタイルに溶かせることで、良い評価を受けました。また、演技の面でも、チョンウが演じる相方のキム・ジェジュン(スレギ)との、兄妹のようで恋人のようだという微妙な関係をリアルに演じ、役者コ・アラの名を韓国中に知らせました。
コ・アラの厳選ドラマ2:日本ドラマ・「華麗なるスパイ」
「成長ドラマ#(パンオリム) 」のイ・オクリム役から抜け出し、成人俳優として成功を納めるために、本当にいろいろと努力してきたコ・アラ。
その努力の中には、日本での演技挑戦も含まれます。
実は彼女、「蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜」など、日本の映画・ドラマに出演しておりますが、そのうち、ドラマとしてはデビュー作となる、2009年作のドラマ「華麗なるスパイ」は、ファンにとって印象的なものではないでしょうか。
同作でコ・アラは、長瀬智也が演じる主人公・京介との助力者・シン・ユナ役を演じましたが、実はこのドラマでのコアラの出演は、3話のみと非常に短いものです。ですが、子役から成人俳優と進化するために苦闘するコ・アラの努力が良く表れている一作であり、彼女の成長過程を楽しみたいファンにとっては、見逃せない一作です。
コ・アラの厳選ドラマ3:「花郎」。あのパク・ソジュンも出演?
「応答せよ1994」以降、初主演のドラマ。今回は時代劇ですね。貴族の父と奴婢の母の間で生まれ、自らの出自からくる心の痛みを克服するために奮闘する新羅時代の女性・アロを演じました。
時代劇という形式をとってはいますが、本作の魅力は、なんといっても「青春独特の初々しさ」。共演した俳優も、あの「梨泰院クラス」のパク・ソジュン、「力の強い女 ト・ボンスン」のパク・ヒョンシクと、韓国の「青春」を代表する俳優たちでした。
そして、その青春というテーマは前作「応答せよ1994」にも共通するものがあり、そういった意味では、まさに「コ・アラと言えば、青春物語」という図式を完成させたドラマと言えるかもしれませんね。実際、コ・アラ自身も
「「花郎」では、青春という姿を描きたいと思いました。そのような青春が込められている作品に参加できたのは、私にとって意味深いものでした」
と、「青春」というテーマに関する深い愛情を示しました。
コ・アラの厳選ドラマ4:「ヘチ」
「花郎」から約2年後、コ・アラは、また新たな時代劇に挑戦します。朝鮮王朝の21代王・英祖(ヨンジョ)が王になる過程を描いた時代劇・「ヘチ」。本作でコ・アラは、朝鮮時代のガールクラッシュで男勝りの力を持つが、心は優しい茶母(タモ。朝鮮時代の女性警察)チョン・ヨジ役を演じました
本作の見どころは、コ・アラの成長。青春を演じてきたコ・アラが、自分の演技の幅を広げ、より繊細かつ多面的な魅力を持つ役割を演じ、演技者コ・アラの評価を高めるきっかけとなりました。
そして、コ・アラは「役者」としての成長も見せています。撮影中負傷し、その回復にかなりの時間がかかると診断されたコ・アラですが、見事に2週間ぶりに復帰し、製作を終えました。相方のチョン・イルウも「コ・アラが復帰してくれて、本当に嬉しかった」と伝えるなど、現場でのコ・アラの評価は、非常に高いものでした。
コ・アラの厳選ドラマ5:「ドドソソララソ」
なんか暗号みたいなタイトル「ドドソソララソ」。実はこれ、音階です。
フランスのシャンソン「Ah! vous dirai-je, Maman」に由来し、日本でも「きらきら星」と訳された、有名な童謡の最初の音階です。韓国でも韓国語で翻訳され、とても有名な童謡となっています。
コ・アラが演じるのは、金持ちの娘として生まれ、令嬢として育てられたピアニストのク・ララ。幼い頃、コンクールで辛うじて「ドドソソララソ」のみを演奏したものの、父が客席から立ち上げって「ブラーボ!」と応援してくれたことに元気づけられ、その後も多数の「ドドソソララソ」に関わるなど、翻弄される自分の運命を開拓していく女性です。
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コロナ禍の初期という非常事態で、ちゃんとした広告もできなかったにも関わらず、マニア層からは高い評価を受けた本作。コ・アラ自身も演技もだいぶ成熟し、「ヘチ」にならび、青春物語ではない領域でも俳優コ・アラとは通じるという可能性を表した一作です。
まとめ
長い間、子役のイメージから脱するために努力を重ねてきたコ・アラ。
彼女の作品の歴史は、まさにその努力の歴史といっても過言ではありません。
コ・アラの旺盛な活躍は、そのような努力の積み重ねがあったからこそ可能なものだったのでしょうね。
そんなコ・アラの今後も、注目してまいりたいと思います。
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